セイラビリテイ横濱は、横浜市内海域おけるセーリング普及を、アクセスディンギー(※)を用いて行うボランテイア団体です。
横浜市では2009年に開港150周年を迎えるにあたり、市内の海洋や福祉関連の組織及び団体が主催する海のイベントが盛んに行なわれています。その中でボランテイアとしてアクセスデインギー・インストラクターを独自に行っていたセーリング愛好者有志が、組織的な活動を通してより積極的かつ計画的にセーリング普及を展開出来ればと考え、「セイラビリティ横濱」を設立しました。
当クラブの理念は、イギリスで提唱され、オーストラリアのアクセスディンギー活動(Sailing for everyone)として発展した、「障害の有無に関わらず共にセーリング活動を行うことで、人生の喜びを分かち合い、生活の質を高めよう」を根底としています。
活動は、クラブ単体で進めるのではなく、市内の海洋、福祉、教育等の組織や団体等と連携を深めてセーリング普及を進められればと考えます。また、活動を通じて、市内におけるマリンレジャーのネットワークづくりの一助も担えればと考えています。
ここ横浜は、日本有数の港町として知られ、昭和16年東京オリンピックが開催されていれば、ヨット競技は横浜港(新山下地区)に完成していたヨット・ハーバーで行われていたものと伝えられています。そのような横浜の海においてマリンレジャーを気軽に親しめる機会を提供することが、市民に対して横浜への愛着や親しみを湧かせることに繋がる一助になればとも考えています。
2008年10月1日
セイラビリティ横濱
設立代表者 峰岸義雄
(※)現在はハンザディンギーに名称を変更