2019-08-17 養成講座

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本日の養成講座は前回に続き、救助艇によるレスキュー訓練と2ボートトレーニングおよびレース形式による操船スキルアップです。

集合時点で南西の風7~9m/sとトレーニングには持って来いの風です。

 

さあ、訓練開始!!です。

 

沖に出たハンザ1隻より救助要請のホイッスルを聞き、救助艇出動準備に入るキャプテン1名と2名のクルー。

 

強風時の出港、救助訓練となりました。

 

この時、救助要請のハンザ艇ではセールをリーフして艇の安定を確保します。

救助艇は接近しハンザ艇の状況を確認します。

 

 

キャプテンは風向きを考慮し風上に艇を廻し接近します。

クルーはタイミングをはかり救助ロープを投げる。

救助艇での現場活動は声による明確な伝達行為やキャプテン・クルーの迅速な判断力と意志疎通が要求されます。

横浜ベイサイドマリーナで小型ヨット「ハンザ乗船」を楽しまれ方々の安全を見守る緊急対処スタッフはトレーニングを重ね技術向上を目指しております。

 

曳航準備の確認と指示

 

曳航開始、クルーはハンザ艇の状態を注視。

 

ポンツーンまで曳航・係留して救助完了と一連の動作確認を繰り返し訓練する。

 

レスキュー訓練での問題点など(トラブル艇への返答など要請受理の意志を的確に伝えること)などの課題も洗い出され、日頃よりさらなる練習が必要と講師より。

 

クローズホールド(ブームをいっぱいに引き込んで45度前方より風を受けて走る)の2ボートトレーニングを行う。ペアでスタートして上マークまで並走(この時、並走する艇とのポテンシャルを角度により認識すること)

強風時々ブローも強く入る中、並走はかなり難しいものであった。

その後は、レース形式による操船練習を行う。

前半4レース(上マーク/流し込み)7艇で。

後半3レース(上マーク/流し込み、上/下/上マーク/流し込み)

※レースではルール厳守。艇は決してぶつけないよう海でのルールを守り安全第一。

活動は終始7~9m/sの風吹く中でトラブルシューティング、救助艇による訓練、レース形式による操船技術の習得は良い訓練となった。

 

 

次回は、9月1日障碍者スポーツ文化センター「横浜ラポール」で開催される恒例の「ラポールの祭典2019」です。当日は施設のプールにて小型ヨット「ハンザ乗船体験会」が実施されます。

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